実際に起こった事件を題材にしたスパイ・バウンド

リアルなスパイを描いた作品、スパイ・バウンド
スパイ映画というと、007シリーズやミッションインポッシブルなどのアクションを中心とした映画を想像すると思います。スパイが使う秘密道具や武器、それらを駆使したテロ組織との銃撃戦など、非現実的な演出の多い映画作品です。
これらのスパイ映画のファンも多いかと思いますが、現実とはかけ離れたスパイの姿や、超科学に馴染むことができないという人もいます。
そうしたリアル思考の人におすすめのスパイ映画に、スパイ・バウンドがあります。
このスパイ・バウンドは、スパイ映画の中でも、現実に存在したスパイの姿を描いた作品です。
スパイと言えば、世界最強の情報機関として有名なアメリカのCIA、古い歴史を持ち、007シリーズでジェームズ・ボンドが所属していることになっているイギリスのMI6があります。
諜報機関というと、破壊活動や暗殺といった後暗いイメージを持ってしまいますが、このイメージは映画によって作られた部分が多く、実際にそうした破壊活動などの工作を行っているかどうかは定かではありませんが、スパイ・バウンドは実際にスパイが破壊工作を行ったとされるレインボーウォーリア号事件に関する映画です。
このレンボーウォーリア号事件を引き起こしたのは、フランスの諜報機関DGSEと言われています。
スパイ・バウンドでは、レイボーウォーリア号事件を通して、その破壊工作を行ったスパイの姿に迫った作品となっています。
そして、現実に沿ったスパイ映画のため、派手なアクションはありませんし、銃撃戦などのシーンもほとんどありません。
レインボーウォーリア号事件とは
スパイ・バウンドは実際に起こったレインボーウォーリア号事件を舞台としたスパイ映画ですが、このレインボーウォーリア号事件がどういったものだったのか、少し簡単に説明しましょう。
レインボーウォーリア号事件とは、1985年にニュージーランドで発生したテロ事件です。テロの被害を受けたのは、グリーンピースが所有する活動船レインボーウォーリア号で、このレインボーウォーリア号は爆破されてしまい、死者を1名だし、海へ沈没してしまいました。
レインボーウォーリア号事件が起こった背景には、フランスが核実験を行おうとしたとき、その核実験の抗議活動をおこなっているグリーンピースが、核実験への抗議活動を行えないようにするためのものだったようです。
抗議活動に対して、破壊工作を行うと聞くと、フランスの情報機関の非道さを感じてしまいますが、フランスからすると、抗議活動を行うグリーンピース内部には、ロシアのスパイが潜んでおり、フランスが行う核実験を測定器を使って観察、フランスの核爆弾の情報を得ようとしていたため、これを阻止する狙いがあったようです。
このレインボーウォーリア号事件では船一隻、そして死者が1名出ています。これを実行したのが、フランスのDGSEに所属していると思われる2人のエージェント(スパイ)がニュージーランドで逮捕されています。
スパイ・バウンドはこの2人のスパイをモデルに、武器商人の船を爆破するというミッションを描いた映画になっています。
スパイの人物像に迫った映画作品
スパイ・バウンドの監督はスパイ映画で知られているボーンシリーズとは違い、アクションなどが少ない映画です。一方でボーンシリーズはジェイソン・ボーンというCIAの特殊工作員が記憶を無くし、味方であったCIAのエージェントに追われ、自分の本当の役目について、人間ドラマ風に描かれている作品です。
こうしたスパイ映画の中には、スパイ自身の人生や人柄についてスポットを当てた映画作品も多くあります。
スパイも人間なのですから、苦悩もしますし、情などの恋愛感情を持つことだってあります。
スパイ・バウンドは、スパイが作戦を完遂するまでに感じる感情の起伏などを映画の中で見ることができます。
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